こんにちは。
吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞された。
本当におめでとうございます!
心よりお祝い申し上げます。
リチウムイオン電池を開発されたとのこと。
これにどれだけお世話になっていることか。
リチウムイオン電池のおかげで、僕たちの生活は比翼的に向上したと言っていい。
今ではバッテリーと言えば、リチウムイオン電池
というぐらいに当たり前の存在になっている。
例えば、スマートフォンのバッテリーは
昔は、あっという間になくなってしまう状態だった。
それが、今ではどうだろう?
何もしていないのに、あっという間にバッテリーが減っているという状態は
バッテリーがへたっていなければ、ほとんど起こらなくなった。
今でこそ iPhone と同等以上だが、特に昔の国産は酷かった。
こんなレベルのものを売っていいのかというほどに。
ホッカイロと呼ばれたレグザフォンなどが有名だ。
カイロの代わりになる。カイロがいらないほどと言われたほどである。
Galaxy note 7 の爆発事件もあった。
今でもたまに、モバイルバッテリーの発火騒動があるよね。
それでも、未だにリチウムイオン電池が使われているのは
凄く便利だからだ。
Apple の Macbook Air とか、iPad Air があんなにも薄いのは、
バッテリーの進化があったから。
昔のスマートフォンと今のスマートフォンの厚さを比べてみると分かる。
バッテリーの容量が増えたのに、薄くなっている。
大きさや重さがあんまり変わらないまま、バッテリーの容量が増えている。
そういうのを気にしている人はほとんどいないだろうけど、
それが技術的にどれだけ凄い進化なのか分かるだろうか。
バッテリーの持続時間がちょっと伸びましたと言われても、
スルーする人も多いだろうが、その差がどれだけ大きいか分かるだろうか?
僕が、ハイエンドモデルを買う理由はそれだ。
少しの間でも、バッテリーのことを気にせずに使えるというのが、
どれだけでかい差か。
10000mAh のモバイルバッテリーもお手頃価格で入手出来、
品数も豊富にある。
いつからだったかな?
気付いたら、そうなっていたよね。
今では、遠征の必需品だ。
今使っているモバイルバッテリーを買ったのはいつだったかな?
もう何年も使っているけれど、未だに劣化を感じられない。
今思うと、それも凄いことだ。
今まで、ノーベル賞って雲の上の存在だったんだよね。
○○という技術で受賞したとか言われても、それがどういったものなのか、
それが僕らにどう関係してくるのかよく分からないものだった。
テレビとかでおおまかな解説を聞いても。
だが、今回は違う。
もう既に僕らの生活に溶け込んでいる。
今すでに、その恩恵を凄く受けている。
解説を聞くだけで、あああれねってすぐ分かる。
これが本来のノーベル賞の趣旨なんだ。
僕らの生活を支えている技術を称える。
開発されたのが、昭和だって。
今は令和の時代だ。
こんなもの、何の役に立つ?
初めは、そんな評価だっただろう。
時の流れでその評価は変わる。
時間が経たないと評価されないのは、
ちょっと残念なところがあるけれど、
時代を先取りするというのはそういうことだ。
僕らの理解が追いつくまで時間がかかるのだ。
長い間、この時を待ち望んでいたとのこと。
だから尚更、盛大に祝いたい。
良く挫けずにここまでやってこれたと。
本当におめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。