こんばんは。
本日、宮崎県の日向灘を震源とする
最大震度6弱の地震が起きました。
その後行われた評議会の結果、気象庁が南海トラフ臨時情報
巨大地震注意を発表しました。
これは、平常時に比べて相対的に巨大地震の発生する確率が
高まっていると考えられることを表しており、
1週間ほどは巨大地震の発生に注意して備えておくように
促すものであります。
確実に巨大地震が来るとは限りません。
相対的に確率が高まっているとは言っても、
1%が数% ほどになったというような感じなので
パニックになるほどのレベルではありません。
ですが、平常時よりも危険な状態に入りつつある、
または入っているという認識を持ってください。
初めて南海トラフ臨時情報が発令されたということで、
この機会に防災の総点検を皆さんもやりませんか?
今年の初めには能登半島で大きな地震がありました。
それを経験した石川県民の一人として、
以下に僕がお勧めする備えなどを書いていきます。
・車のガソリンの残量を半分以上にする。
1番の理想を言えば、PHV とか EV の車がいいんですけど、
値段が高いなどの問題がありなかなか手を出しにくいですよね。
ですが、いざ大きな地震が発生すると
被災地ではガソリンが手に入りづらくなります。
営業しているガソリンスタンドが少なくなり、
一台当たりのガソリンの販売量にも規制がかかります。
ガソリンは保存が難しいものでもあります。
なので、残量を半分以上は確保しておくといいでしょう。
近年は車の燃費性能も向上しているので、
半分以上確保出来ていれば移動距離などにもよりますが、
1週間ほどは持ったりするのではないでしょうか。
・モバイルバッテリーを満タンにしておく。
被災して一番の困ることはスマホ関連です。
連絡を取り合いたい人と連絡が取れなくなったり、
情報を取ろうとしても情報を取れなかったり。
なので、いつでもスマホを気にせず使えるように
モバイルバッテリーを満タンにしておきましょう。
モバイルバッテリーは 10000mAh 以上のものをお勧めします。
(スマホを複数回以上充電出来るので)
・スマホを省電力モードにしておく。
一部の機能が制限されたりしますが、
普段使いにはほとんど影響なく使い続けることが出来ます。
省電力モードにしておくことで、
バッテリーの持ちが少しだけ良くなります。
少しだけですけど、これが意外と大きな差になりますので。
省電力モードに設定方法は各端末によって違いますので、
自分の機種でのやり方を調べて設定して起きましょう。
気に入らなかったらすぐに設定をオフにすればいいだけなので。
・防災アプリを入れておく。(設定もしておく)
Yahoo 防災速報や Nerv 防災アプリなどを入れて、
すぐに使えるように設定も済ませておきましょう。
個人的には Nerv 防災アプリがお勧めです。
テレビと同等以上の速さで通知してくれます。
情報も詳しく教えてくれ、情報も正確です。
・避難所を覚えておく。
地震が起きた際にどこに避難しておけばいいか
自分のところの避難所を覚えておきましょう。
津波が来るという想定もしておきましょう。
大津波が来るという想定でどこに避難するか決めておきましょう。
・自治体の案内メールに登録しておく。
お住まいの自治体から避難所などの情報が送られてくる
メールというものがあったりする場合があります。
そういうものがあるかどうか調べておき、
あったらそれに登録しておきましょう。
いざ本番になると、防災無線だけでは
ハウリングとかで全然聞き取れなくて、
情報が取れないということがあります。
・Google maps のオフライン地図をダウンロードしておく。
別にGoogle maps じゃなくてもいいですが、
オフラインになっても見れるという機能があったりするので、
それを活用しましょう。
・防災グッズを用意しておく。
単三電池、懐中電灯(もしくは LED ライト)、
携帯ラジオ、充電式の乾電池、
少なくともこれくらいは用意しておくといいでしょう。
後はローリングストックという方法で
長持ちする食材や水2リットルなども
確保しておくといいでしょう。
ですが、買いだめは他の人の迷惑にもなるので、
1〜2ケースまでとしましょう。
(1つでも大容量なコストコとかがいいかもしれません)
・ポータブル電源を買えそうなら買っておこう。
モバイルバッテリーでは家電などを
動かすことは出来ません。
そのようなものを動かそうとするなら、
ポータブル電源が必要です。
熱い夏なら扇風機、
寒い冬なら電気毛布、
これらを動かせれるなら動かした方が
快適度が段違いになりますよね。
・iPhone を最新版にアップデートしておく。
iPhone 14 シリーズまたは iPhone 15 シリーズのいずれかを
お持ちの方は iOS 17.6 以降で衛星通信が利用可能になります。
電波が圏外になっても 110 番、119番に緊急通報が出来ます。
これが使えるか使えないか。
いざという時には効いてくるはずです。
使えるやつを持っている方は使えるようにしておこう。
・災害伝言ダイヤルの使い方を覚えておこう。
意外と知らない方が多いのではないでしょうか。
被災時に連絡を取れない方と連絡が取れる方法ですので、
覚えておきましょう。
このような感じです。
ほとんどが常日頃から言われているようなことが多いですが、
それだけ大事なことなのです。
今一度きちんと出来ているか総点検しておきましょう。