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絶対に破ってはいけない禁断の掟

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詳しくは、https://solitude-diary.hatenablog.com/entry/2018/05/25/151514 をご覧ください。

こんにちは。

 

皆さんは誰かと約束を結んだりする時

ってどうしていますか?

 

嘘付いたら針千本飲ますとかって

やったことがあるかと思います。

 

実際にその約束が守られなかったところで

本当に針千本飲ました人はいないと思いますが、

それだけ、約束を守る強い意志が

必要だと言うことでもあります。

それがなければ約束なんて出来ませんよね。

 

今日から北京でパラリンピック

開催されます。

ロシアがウクライナに侵攻したことを受けて、

侵攻したロシアとそれを支援した

ベラルーシに対して

全ての選手の出場を禁止する処置が

昨日、急遽正式に決まりました。

 

一昨日の時点では、選手としての

出場は認める方向でしたが、

急遽一転して、認めない形になりました。

これは、世界中からの抗議の声があったためです。

 

ロシアのドーピング問題では、

選手としての出場に世界中から抗議の声が

上がることはありませんでしたが、

なぜ、今回の件では

そうなってしまったのでしょうか?

 

それは、オリンピック・パラリンピック

根底を成す概念に纏わる問題でもあるからです。

この問題から目を逸らすことは、

オリンピック・パラリンピック

存在意義・開催意義を

真っ向から否定することに繋がるからです。

 

オリンピックは、平和の祭典という

別名も持っています。

なぜ、そのような異名を持っているのでしょうか。

 

オリンピックの成り立ちを見ていくと

その答えが見えて来ます。

 

オリンピックはギリシャで始まったことは

皆さんご存知ですよね。

古代オリンピック

紀元前776年に始まったとされています。

オリンピアという地で始まったのですが、

このオリンピアという地は、ゼウス神の聖地でした。

そのゼウス神に捧げる競技祭として

始まったとされています。

 

その当時、古代ギリシアとポリスという国の間で

戦いがたびたび起こっていましたが、

聖なるお祭りをやっている間はそういうことは

やらないでおこうよという

エケケイリア(ギリシャ語で聖なる休戦)

という停戦期間を設けることにしました。

手をつなぐという別の意味もあるそうです。

 

その後、国際的な協定を経て、

オリンピックの開会の7日前から

オリンピックの閉会から7日後まで

という期間が正式に設定されました。

 

その後もこの休戦協定は

守られ続けています。

今までも世界中でいろんな紛争などが

起こって来ましたが、それらも全て

オリンピック期間中は休戦していたのです。

 

そうして伝統になってきた

禁断の掟を今回ロシアが初めて

破ったのです。

 

オリンピック憲章にも以下の通り書かれています。

 

  1. オリンピズムは人生哲学であり、肉体と意志と知性の資質を高めて融合させた、均衡のとれた総体としての人間を目指すものである。スポーツを文化や教育と融合させるオリンピズムが求めるものは、努力のうちに見出される喜び、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などに基づいた生き方の創造である。
  2. オリンピズムの目標は、スポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。

(2011年版オリンピック憲章、日本オリンピック委員会

 

また、パラリンピック

1948年に始まりました。

第二次世界大戦で主に脊髄を損傷してしまった

兵士たちのリハビリの一環として行ったのが始まりです。

 

1988年からオリンピックの直後に

もう一つのオリンピックとして

行われることになりました。

 

パラリンピックは、

パラレルオリンピックという言葉から来ています。

つまり、もう一つのオリンピックということです。

 

ですので、オリンピックと同じように

休戦協定の対象となります。

オリンピック憲章も

引き継いでいることになります。

 

4年に一度しかないチャンスでもあります。

そのチャンスを奪うのか

という声もあるそうですが、

チャンスがあるかないかの

次元の話ではないと思うんです。

なんのために、なぜ

オリンピック・パラリンピックを行うのか。

その答えが問われていることになるのです。

これは、人類が絶対に破ってはいけない

禁断の掟でもあるのです。

皆さんはどう思いますか?

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