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文学フリマ東京初出店物語 #8 断ち切りと綴じ方を意識して原稿を作成しよう

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詳しくは、https://solitude-diary.hatenablog.com/entry/2018/05/25/151514 をご覧ください。

こんにちは。

 

同人誌の表紙作りのための座学編 #2 のお時間です。

今回は、原稿の断ち切りと綴じ方です。

 

皆さんがお持ちの本を一冊ご用意してみてください。

その本は右開きですか?左開きですか?

本の厚さ(背表紙)はどんな感じですか?

背表紙とは、本のタイトルが縦に書いてあるあそこです。

本棚に入れた時に一番目に飛び込んで来るあの部分です。

 

solitude-diary.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

本編 #3 の原稿の書き方編で、用紙のサイズや余白などを

設定したりしましたが、ここに関わってくる話です。

じゃ、なんでその時にしなかったの?っていう話ですが、

別に考えなくて良かったからです。その時は。

 

まずは、断ち切りから話します。

本って印刷した原稿を裁断して作っていきます。

手持ちの書籍を電子書籍化(自炊)したことがある方は分かると思います。

裁断という作業が必要になってくることについて。

 

word の文書をプリンターで印刷したとします。

この時、余白というものがありますよね。

余白を完全に0にすることは出来ません。

いくらか余白を残さないと印刷出来ないのです。

本を作る時も同じ。

いくらか余白を残さないといけないのです。

それを意識して原稿を作らないとこんな風にせっかくの原稿の一部が途切れたり、

変な感じになってしまうこともあったりするのです。

 

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こちらがポプルスさんという人気の印刷所の一つです。

初心者にもサポートが手厚いなどが特徴です。

 

小説の同人誌の原稿では、特に断ち切りについて

考えなくていいらしいですよ。

(理由は分からないけど)

ただ、表紙になってくると話は別。

無視出来ない話になるのです。

左右、上下それぞれの余白を+3mm するというのを覚えておきましょう。

さよなら三組でお馴染みの3ですね。

さよなら断ち切りで覚えましょう。

 

次は、綴じ方の話。

本が右開きになるか、左開きになるかということですね。

後、背表紙があるか、ないかです。

文字通り、右に本が開くのが右開きです。

原稿が縦書きなら右開き。

横書きなら左開きとなるようです。

 

はい。

ここまでで分かるように、これらは公民などと同じように暗記ゲーです。

理屈は取り敢えずおいておいて、こういうもんだと暗記してください。

数学の公式みたいに。

経験を重ねていけば、ああこういうことね。

と分かるようになるんだと思います。

 

右開きになるように綴じるのが右綴じ、

左開きになるように綴じるのが左綴じです。

 

これ以外にも、無線綴じ(平綴じ)と中綴じがあります。

原稿同士をどうやってくっつけていくかという話です。

ホッチキスで止める感じなのが中綴じ。

糊付けする感じなのが無線綴じです。

 

ホッチキスで止める感じなので、原稿の枚数が多くなると綴じるのが

難しくなるのが中綴じです。

約40ページぐらいまでが限界と言われています。

(それ以上も対応できるところも一部あります。)

一方、無線綴じはページ数の制限はありません。

いくらでもOKです。

また、背表紙があるのが無線綴じです。

背表紙がないのが中綴じです。

耐久性の面でも、優れているのが無線綴じです。

 

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皆さんは、無線綴じ、中綴じどちらを選びますか?

無線綴じの方がいろんな面で優れているので、

僕は無線綴じにしました。

ページ数を考えなくていいので。

 

ただ、そうすると背表紙のことについて考えながら

表紙を作っていかないといけません。

つまり、本の厚さがどれだけになるかということ。

この計算がちょっとややこしいのよね。

というか面倒くさい。

 

ということで、全体を1枚の絵にしちゃおうです。

表・裏・背表紙、トータルを1つのキャンバスとする方法です。

それぞれに分割してやっていくと、

それぞれのスペースを計算して確保していく必要があるので。

それって面倒くさいですよね。ややこしいですし。

ですから、僕はやらない。

 

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本のタイトルは縦書きになるね。

スペースの都合上。

 

表紙のイメージが少しずつ出来てきましたね。

座学編もあと少しです。

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