こんにちは。
台風10号が通り過ぎてから、猛暑の日々から解放されました。
ただ天候不順の日々が続いて、先月の上旬頃に逆戻りした感じで
なんだかなあという近頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
少し涼しくなったとは言っても、湿度が高くて
ジメジメとしている感じです。
こうなると、服装に迷ってしまいますよね。
長袖にすると暑いけど、半袖だとちょっと肌寒い。
どちらを選ぶべきか。分かれ道である。
そうだね!夏の全国高校野球ですね。
24年ぶりの決勝進出を決めた、我らが星稜高校。
決勝までの道のりも容易いものではなかった。
初戦の旭川大高戦は、投手戦となった。
石川県代表と能登投手という石川ダービー。
偶然の組み合わせだろうが、何かの縁を感じてしまう。
1 対 0 で勝利する。
次戦は、立命館宇治とである。
立命館宇治はこの試合が、今大会の2戦目。
1戦目では、吹奏楽部がコンクールと重なり、応援に行けなかった。
それでも、1戦目を勝利することが出来た。
そのため2戦目のこの試合で、京アニのアニメの主題歌を演奏することが出来た。
奥川投手とのコラボを見ることが出来た。
これも何かの縁だろう。
途中で点差を縮められ、奥川投手が急遽登板することになる。
6 対 3 で勝利する。
次戦は、智弁和歌山戦。
ベスト8をかけての戦いだ。
1 対 1 で決着が付かず、延長戦にもつれ込む。
それでもなかなか決着が付かず、タイブレークにもつれ込む。
延長14回の裏で決着がつく。
奥川投手は、165球を一人で最後まで投げ切った。
4 対 1 で勝利する。
次戦は、仙台育英戦。
智弁和歌山のジョックロックがまるで乗り移ったように、
ここから星稜高校が勢いづく。
打線が爆発し、県勢で初の17得点。
17 対 1 で勝利する。
しかも奥川投手の登板なしである。
次戦は、中京学院大中京戦。
岐阜県の代表だ。
あれ?愛知県じゃなかったっけ?中京大中京って。
と思って今、調べたら違う高校なんですね。
いつの間にか名前が変わったのかとか思ってた。
ややこしいですね。
試合は、9 対 0 で勝ったらしいですよ。
都合で見れなかったけど。
そして、勝ち残った相手が履正社。
智弁和歌山を破った辺りで薄々感づいていましたが、
決勝まで残り続けました。強力打線で。
智弁和歌山と戦うまでは、
星稜高校が決勝進出するとは思ってはいなかった。
今大会一の優勝候補などとテレビなどで騒がれていても、
そんな実感が僕にはなかった。
県の大会では、圧勝という感じではなかったから。
特に準決勝の鵬学園との試合では、
途中で逆転されている。
奥川投手からホームランを打っている。
こんなんで、大丈夫か?
そんな空気があった。
これじゃあ、今回も厳しいかなと。
そんな状況を打破し続けてきたのが、奥川投手。
鵬学園の試合でも、逆転のホームランを打たれた直後に
自身で同点ホームランを打っている。
正しく、奥川劇場だ。
one for all , all for one などと言われていたりもするが、
正しく、奥川劇場だった。
まるで、彼一人が全てを演じているように。
全てをかっさらっていった。
バケモノ である。
桁違いのバケモノである。
星稜高校=奥川投手のようになっていた。
そんな状況を変えたのが、仙台育英戦だ。
奥川投手以外の星稜高校の選手も凄いんだ。
彼には及ばないけれど。
奥川投手がいなくても、やれるんやで。
それを証明したのが、仙台育英戦とそれ以降の戦いである。
そうして、運命の決勝。
奥川投手は万全じゃなかったのかもしれない。
でも、今の彼の力を全て出し切ったのだろう。
奥川投手が打たれてしまったのだから、仕方がない。
出来ることは全てやったのだ。
その結果が、3 対 5 。
"降参" である。
僕らよりも上だったのだ。
彼らの方が。
残念?
そんな気持ちはないね。
確かに負けた。
けど、清々しいんだ。
何でだろうね?
悔しいけど、清々しいんだ。
相手の方が、一枚上手だった。
それだけ。
僕らは劣っていたわけじゃない。
やれることは全部、出し切った。
先制したし、同点に追いつけたじゃないか。
相手の先発投手を追いやることが出来たじゃないか。
最後まで、同点のチャンスがあったじゃないか。
最後まで、僕らに希望を見せてくれた。
夢見させてくれた。
"希望に生きる我ら"
その通りだった。
ブログタイトルは、終わりみたいなタイトルになっているけど、
これで、終わりなんかじゃない。
まだまだ、終わらない。
だから、ありがとうという言葉で終わりにしたくない。
次の世代に引き継がれていくのだから。
まだ、見えない頂きのてっぺんへ。
まだ叶えられていない夢の続きを。
星稜高校の挑戦はまだまだ続くんだ。
奥川投手が去っていっても。