こんにちは。
気付いたら事態は予想以上に進展していた。
ことの始まりはこれだった。
6月12日にこれが話題になった。
マイニングを知らない人に説明するならば、新規発行された仮想通貨を獲得出来るというものです。
ツールを使えば誰でも簡単に新規発行された仮想通貨を獲得出来るわけです。
つまり、誰でも簡単にお金儲けが出来るわけだ。
というのはあくまでも一般人の僕らから見たらの話だ。
マイニングは、仮想通貨の全ての取引を確認して不正などなく正しく行われているかとかをチェックしている必要なものである。
その報酬として新規発行された仮想通貨を獲得出来るというわけである。
れっきとした仕事なのである。
なのに、なぜ ”お金儲けが出来る” みたいな悪いイメージが生まれたのか。
マイニングツールをサイトや広告などに埋め込むことが出来る。
そうすることで、サイトの訪問者のパソコンやスマートフォンを使ってマイニングして仮想通貨をゲットしているというのが実際に起こっている。
マイニングツールはバックグラウンドで動き、マイニング以外は何もしない。
動作が過度に重くなることもない。
だから、サイトの訪問者はサイトにマイニングツールが仕掛けられているのを見抜けない。
よって、”勝手に僕らのパソコンやスマートフォンを使ってお金を得てる。”
そんなイメージが生まれてくるわけだ。
マイニングもマイニングツールもそれ自体は悪くない。
だけれど、僕らにとってはなんか嫌だよね。
勝手にお金儲けされていて、それを見抜けれないって。
でも、上記の記事みたいな対応はどうか。
そこまでやる必要ある?と言われればないだろう。
やりすぎである。
マイニングは違法か?
これも難しい。
僕らにとってはウイルスみたいなものだとも言えるし、
ネット広告と同じだとも言える。
民間のテレビのCMと同じように無料の変わりに広告が付いてくる。
マイニングもそれと同じだとも言えないわけではない。
コンピューターウイルスならば違法だが、ネット広告ならばセーフだ。
警察はウイルスだと判断した。
呼びかけも行っている。
法的にはどうだろうか?
被告人は裁判で争うようだ。
どう決着がつくか。
法的にはあいまいだから僕らじゃなんとも言えない。
そうやって様子見をしていたら時点は進展していた。予想以上の速さだ。
全国で16人摘発されていた。
もうこれじゃあ、見せしめとは言えない。
なぜ、いきなり動き出したのかな。
理由が分からないまま事態だけが進展していた。
このままじゃいけない。
どうにかしないと。
マイニングはアウトかセーフか白黒はっきりさせるためにも動かないといけない。
法律があいまいだからダメだという声もあるけれど、細かく規定してしまうと抜け道をやられてしまうこともあるから法律があいまいな部分は仕方がないところがある。
では、どうしたらいいのか。
国会で話をして決めるべきだとは思う。
僕が提案するのは GDPR 化だ。
例えばこんな風にサイトに訪問すると、画面に通知が出てくる。
プライバシーポリシーがどうとかcookieがどうとか個人情報がどうとか。
日本でも導入したらどうですか?
マイニングも無断でやっているから問題になる。
警察も無断でやっているというのを理由に挙げている。
だから、サイトの訪問時にきちんと画面上で通知したらいい。
嫌ならばブラウザバックすればいい。
ちなみに、マイニングツールを遮断するツールがいろいろとあるので
気になる方は導入してみるといい。
Apple さんは iPhone でのマイニングを禁止した。
もう動いているところは動いている。
さあ、日本政府はどうするのかな。
早く動いてくれたらいいな。
これ以上、一般人を巻き込まないでほしい。
イケダハヤトさんはマイニングツールを導入しているそうだけど、どうなるのかな。
GDPRもこの問題も、僕らにとって無関係じゃない。
みんなでこの問題を注意深く見ていこう。
それでは、また。